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お疲れ様です

ここ最近、エンジンパワーがいちじるしく悪かった九州男児NSX号ですが色々と考えた結果

エンジン内部のトラブルの可能性が高いと判断しバラす事に

すると・・・

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クランクキャップに亀裂が・・・

4箇所のキャップのうち3箇所に亀裂が入っています

取り外してみると

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なんと真っ二つ

更に他の箇所は

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3つに割れてました・・・

4シーズン目に突入していたエンジンですがメタルは親メタル、コンロッドメタル共に綺麗な状況でした。

アタックシーズン真っ只中でのトラブルで頭が痛いですが、車体の方は良い仕上がりですしまだまだ高めれる要素を見つけているのでもっと良く出来ると確信しています!!

頑張って直そう~
こんにちは

今日はNSX NA1 C30AエンジンO/H中の腰下が完成しましたのでお知らせします。

このNSXですがオーナーさんが今年3月に購入しました車両でヘッドガスケット抜けの修理ついでにヘッドO/H、圧縮比UP、ポート研磨というヘッドチューンメニューでの入庫でした!!

オーバーヒートでのガスケット抜けだと思っていたのですがエンジンをバラす時にあきらかにヘッドボルトが締まっていない箇所があり、原因はヘッドボルトの締付不良でした。

ヘッドの加工はこんな感じです

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サーキット走行も視野に入れてNSXを購入されたとの事でUSEDの加工オイルパンを購入頂きそれを装着しようとオイルパンを取り外すとそこにはたくさんのメタルカスが・・・

バッフルプレートを取り外し調べてみると1番の親メタルがあやしい感じ

オーナーさんと相談しバラシて見る事にしますと

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メタルブローです!!

クランクシャフトを交換しメタル合わせをしてる時に更に事件発生・・・

どんなに薄いメタルを入れてもメタルクリアランスがきません。合わないどころかプラスです。

恐らくですが1度同じ箇所がメタルが焼きついておりその時の熱で歪んでおり、そのまま新品のメタルに交換しており今回のこのようなトラブルになっているんではないかと推測出来ます。
そしてその際、ヘッドボルトの締付不良でガスケット抜けが起きているんだと・・・

そしてどう頑張っても腰下は使えなかったのでUSEDのシリンダーを準備して頂き、やっと先日組み上げる事が出来ました。

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後は完成しているヘッドを組み付ければ完成です!!

2012.01.07 EVO7 MIVEC
お疲れ様です

お正月休み返上で頑張っておりますが中々部品が揃わず作業がはかどりません

なんとか頑張っていますので現在お待たせしているユーザーさんにはご理解願いますm(_ _)m



そんなこんなで一応先日ご紹介しました4G63 MIVECの続きです

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前回組み上げた腰下に装着するヘッドですが

今回はユーザーさんの発案でコスワースのコンプリートヘッドです

内容はまず新品ヘッドをCNCによるフル機械加工のポート加工と燃焼室加工

それにIN/EX共にビッグバルブになっておりチタンリテーナーとバルブスプリングもダブルスプリングになっておりかなりのHIカムでも高回転対応としてあるようです

今まで経験してないんですが買ったら出来上がってるってステキですね(笑

ただ圧縮比調整による面研磨とバルブの擦り合せは行いました

そしてヘッドにドッキングです

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チューンド4G63では定番のヘッドボルトの強化で今回ヘッドガスケットはTODAです

機能美カッコイイですね

そして

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今回使用するカムはTOMEIのソリッドタイプのカムシャフトです

MIVECでも設定されているのでハイカムハイリフトが可能なソリッドタイプとしました

どうしても純正のラッシュタイプではハイパワー指向ではロスがあるので信頼性向上も期待できます

シルビアのSR20などもソリッドとラッシュではパワーの出方が変わってきますのでやはり効果的ですね

でもシムの調整はメッチャ大変であります

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バルブクリアランス調整とバルブタイミング等多々確認調整し組み上げ搭載でした

もう少しで火が入ります

楽しみですね


お疲れ様です

いよいよ寒いですね

鹿児島ですが出水は何故か寒いんで困っちゃいます




さて現在、製作中なんですが4G63のご紹介です

エンジンのBASEはエボⅨエンジンでいわゆるMIVECですね

MIVECの説明は割愛しますが、コレをタイムアタック仕様エボⅦに搭載します

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現在腰下はほぼ完成ですので圧縮比を計算し選定したヘッドガスケットが到着したらヘッド合体です

腰下はこんな感じです

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ストローカーキットはTomiyoshi Racingお勧めのTOMEIパワード製の2.2Lキットを使用しました

クランクのキャップボルトもスタッド式で強化しタダでさえ弱い4G63 のシリンダー剛性の確保を図りました

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鍛造ピストンとH断面のコンロッドです

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トルクと角度で伸びを見ながらボルトの締め付け

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締め忘れ無きようマーキング

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メタルもTOMEIさんで販売してるACL製のレース用メタル

さ~完成が楽しみですね




お疲れ様です

梅雨明け宣言後ですが中々パリッと晴れませんね~

ま~雨続きよりは良いんですけどね

昨日はうちに、地元の若い子達が遊びに来てくれました

まだ出水も捨てたもんじゃないですね

でも自分も年を取った事を実感します(笑

また暇な時は遊びに来てね




さてゴルフ3のエンジンですがいよいよフィニッシュが近づいてきました

腰下が組みあがりましたのでアップです

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ABFエンジンは鉄シリンダーなんですが、いつも黒で塗装するんですが今回はシルバーで塗装しました
少しでも熱反射してくれないかな?
以外に良い感じなんで今度からシルバーってのも有かもですね☆

一番最後の画像ですが、今回投入したパーツですが装着本場ドイツのチューナー曰くパワーが上がるとシリンダーが歪んでトラブルらしいのでボルトをスタッド式にしてあるのと、それらを連結してとめるための厚い鉄板で補強するプレートを装着してあります

今回使用するピストンは、ドイツのヴェスナー製ハイコンプです

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上3つの画像がハイコンプで下の2つがノーマルピストンです
ノーマルはトップがフラットでハイコンプの盛り上がりが凄いことが解かりますね
サイズは純正が82.5mmで今回は0.5オーバーサイズの83mmです
シンプルですが作りも良さそうで良い感じです

コンロッドもドイツ製でH断面です

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高回転でのビッグエンド部の強度が一番肝心ですが、ノーマルより飛躍的に強くなるので安心です
同メーカー製で軽量バージョンとスタンダードのタイプが有りましたが、オーバーホールサイクルが読めないので、今回はスタンダードなタイプにしました
軽量タイプは強化とは言え、マージンが減るので消耗品になってきますから、今回安全を取りました

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メイン&コンロッドのメタルも現地で言う強化品です

リングの合い口も調整して、ワコーズの組み付けペーストで組み付けました

現在は、シリンダーヘッドのタペットシムの到着待ちです

純正はラッシュタイプのタペットですが、シュリックのタペットはシムタイプになりますので、いちいちドイツから入荷なんで大変です、自分すっかりこの事頭に入れておらず参りました
今週届くはずなんで、届いたら詳しく紹介します